障がいのある漁師が船外機を売りにきた。
未分類障がいのある漁師が船外機を売りにきた。
両腕は曲がり指も少なく多分先天性。
軽トラでサッサとしていて最初気付かなかった。
結局買取り成立して引き取り書類記入してもらった。
生活には支障なさそうだかやっぱりエンジン移動や記入は僕が積極的に手伝った。
普通の人ならひく人もいるかもしれない。
でも今の僕はこういうの見てもなんとも思わない。
障がい者は特別扱いされるのを多くが嫌うという。
だから僕だけじゃできない時は「ちょっとそっち持てよ!」と言う。
くだらない冗談言って二人で爆笑🤣
最後に
「その手どうしたん」
「は、障がいたい心臓も悪い」
「がんばっとうやない!」
「女房子供がおるけんがんばらないかんたい!」
「がんばれよ、なぁ」
「がんばるくさ」
笑って軽トラで帰って行った。
保管していた漁具小屋には古いもの新しいものが一杯あった。
当たり前だがその漁具は国や漁協が支給してくれるわけじゃない。
大変な費用を払って船もそうだし傷めば買い足しメンテナンスを一年中続ける。
それでも殆どの漁師が食べていくのが精一杯。
ちょっと儲かってるカキ小屋でも季節限定。
そう考えると
海の上で
「オマエら邪魔じゃーー!」
「ここで釣りするなーー!」
「オマエら遊びやろがぁ!」
有言無言で警告する漁師達の気持ちが
少し分かるような気がした。
漁業も建設業農業製造業運送業と同じで沢山の「モノ」を使って収益を上げる。
「モノ」には大変な費用がかかる!
そのモノを使って命懸けで海に出てその背中には家族の生活と幸せ
そして人生がかかっている。
やったぞおいっ!
がんばろう漁師!